K社ケース用MMC5フラッシュカートリッジ基板

【執筆途中】
完成イメージ。これがやりたかった!


めっさつさんが頒布しておられるグラディウスやグラディウスⅡ、沙羅曼蛇のFC版をACに近づけるハックロム。それがMMC5のフラッシュカートリッジで動きます。
MMC5が乗っているカートリッジは大きくてネジ止めされていて特殊なドライバー(後述)さえ有れば簡単に開ける事が出来る為改造はしやすいのですが、やはり本家のケースに入れたくなるのが自然な欲求というもの。
というわけで昨年末あたりから小型化する為に色々調べていたのですがなかなかうまく行かず8月になってやっと動作し始めたという次第です。
回路のデバッグにはFC界の大御所であるばくてんさんやとらぷさんが協力して下さいまして本当にありがたい事です。
まずは応援して下さった方や期待して待ってて下さった方、手伝っていただいた方にお礼申し上げます。ありがとうございます!


さて作り方ですが、そもそも高難易度と謳っているキットなので細かい事は書きません。
組める人は色々わかっているものとして進めます。判らない言葉はググって下さい。
以下の説明を読んでも判らない人は普通に大きなカセットを改造するところから始めたほうが良いです。


●パーツリストについて。
キットに入れてありますが初版には少し変更があります。
C1の電解コンデンサは別途購入ではなく添付しました。
そしてMMC5を取り外す為に使う低融点はんだを必要分入れてありますので使ってみて下さい。
●他に用意して頂くパーツ
上記の通り電解コンデンサは買う必要はありません。
フラッシュメモリは32Mbitまで載せられますがMMC5は8Mbitまでの対応となります。
上位のアドレスバスをパッドで出して有りますのでスイッチをつけるか、ばくてんさんが頒布予定の「FCカセット基板用 リセット切替基板」を使って下さい。頒布開始されましたら私の方でもアナウンスいたします。主にTwitterで情報発信しております。
Twitterアカウントは@tomcatzzzzです。雑談多めですが、技術的な事や開発中の頒布予定品などもつぶやいております。(ハッシュタグ#MMC5KNMを付けて頂くとこちらも探しやすいです。)よろしくお願いいたします。
自作出来る方は方法をばくてんさんのサイトに書いてありますので挑戦してみるのも良いと思います。
ファミコンゲームをリセットで切替
●MMC5が使用されているカートリッジ
NesCartDBか、うちのサイトの上部メニューのFCCartDBから探して下さい。
そのうちここにリストアップします。
●必要な工具
・ガッチリした肉厚のピンセットがあるとチップ部品を飛ばさずに済む確立が上がります。
エンジニア 鉄腕ピンセット PT-16が実用かつお手頃価格なのでお勧めです。
ピンセットは突き詰めると止めどなくお金がかかりますのでまずはこれ位のモノを使って見て下さい。
・MMC5カートリッジを開ける為の特殊ドライバ-
MMC5カートリッジだけではなくSFCやSFCのカートリッジ、ゲームギア等で使われている特殊なネジを開ける為のドライバーです。
エンジニア 特殊ネジ用ドライバー DTC-20
エンジニア 特殊ネジ用ドライバー DTC-27
カセットを開けるだけならDTC-20だけで大丈夫です。
二本揃えておくと大抵のゲーム機の改造等が捗ります。
・MMC5チップを基板から外す為の低融点はんだもしくはホットエアガンorステーション等が必要です。
低融点はんだはオマケで入れてありますので使い方などはググって下さい。
国産のホットエアステーションは万円超なので手を出し辛いのですが最近中国製の安いのが使ってみて良かったので検討してもよいかもしれません。
私の使っているのはこれです。
W.E.R 858D
●kazzoの準備
 使用するフラッシュメモリ毎にプロファイルが必要です。
 ばくてんさんのサイトにあります。
 kazzoを使うのも初めて、フラッシュカートリッジを作るのも初めてというのはそもそも無謀です。
●組み立てる順番
1.中古のカートリッジよりMMC5チップを外して、本基板に実装します。
2.次にフラッシュメモリだけ実装してkazzoで書き込みのテストをします。
 問題が無ければ画面はバグったりしますがとりあえず動きます。(音はまだ鳴りません)
 フラッシュメモリは4M/8M/16M/32Mbitが乗せられますが、一つのカセットに一つだけソフトを入れるなら4Mbitで十分です。
 動作確認が取れているフラッシュメモリは後日一覧を載せます。
 書き込み時にエラーが出た場合ははんだ不良を疑ってみて下さい。
 部品は熱に結構強いのでよほどでない限り壊れる事はないかと思います。
 ルーペを使ってブリッジが無いか、足が浮いていないか、はんだ不良が無いか等を良く確認して下さい。
3.SRAMを乗せます。
 これで画面がバグったりする事は無くなっていると思います。
 ここでも部品を実装したら動作確認し、おかしければはんだが上手くできているかの確認をして下さい。
4.チップ抵抗やチップコンデンサ、LED等
 チップ部品を乗せます。全て乗せ終ったら音が出るようになります。
 LEDだけは極性があるので注意してください。
 沙羅曼蛇のシェルに組み込まない場合は光っても見えないのでLEDとLED用の抵抗は不要です。
[付属LEDの極性]

[取り付け位置フロント]

[取り付け位置リア]

 付属のLEDはおまけです。若干輝度が低いのでご自分で好きな色や輝度のLEDを用意して付けると良いです。
 サイズは1608~2012まで付けられます。但しLEDを変更する際は当該の電流制限抵抗も変更して下さい。
 付属のLEDは赤緑とも20mA Vf2.0Vです。抵抗値計算サイト
 C2~C4は音質に関わるコンデンサです。
 純正通り0.1μFを付属していますが、1μFに変更すると低音の鳴りがよくなるそうです。
 チップ抵抗は定数が部品に書いてありますが、チップコンデンサは書いていないのでテープに記入してあります。
 混ぜるとわからなくなります。
5.電解コンデンサ、ダイオード、バッテリーホルダー
 バッテリーバックアップ回路のダイオードとバッテリーホルダーを付け、設定などが保存されるかを確認して下さい。
 ダイオードは元のカセットから取り外すか手持ちでしたら汎用の小さいダイオード(1N4148等)でOKです。
 電解コンデンサは回路の安定に寄与する部品で無くても一応動作しますがかならず付けて下さい。
 これらは全て極性がありますので注意。
 [写真]
6.シェルのツメの咬み合い部写真
 コナミのシェル(カートリッジ)はかなり開け辛いです。ツメを折りやすいので慎重に。
 いくつか安いコナミのカセットを買ってきて練習すると良いかもです。
 いきなり高価なグラⅡとか沙羅曼蛇とかでやると割ったり折ったりして泣きます。
 タイニートゥーンアドベンチャーなどは超安く買えたりするのでお勧め。
7.ケースに組み込んで完成です。(GAMERnium.comのロゴがリアになります)