赤白FC用1Pコントローラー専用連射回路



■この商品について
これはバックアップ活用テクニックに掲載されていたハイパージョイスティックMkII改の回路を表面実装部品で基板を設計し小さく組み込みやすくしたものです。
記事ではDIPのICを開きにして空中配線という技で小型化していましたがさらに小さくすることが出来ました。
その分キット版では必要とされるはんだ付け技術がそこそこ上がってしまいましたが、
昨今表面実装を楽にするための工具などが充実してきましたので是非トライしてみてください。
※1P側専用となります。
※すべてのゲームに対して連射対応することを保証するものではありません。
タイトルによっては連射を認識しない場合があります。
※シンクロ連射ではありませんので連射むらが生じます。
※当キットはゲーム機側のパターンカットを行います。




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※完成品は治具を用いて全数動作確認済です。
完成写真ではありません!私が検査に使っている動作確認用コントローラです!

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家電のケンちゃんにてお求めください。
通販ページ
店長HRDさんによるツイート

エルミタージュ秋葉原様にて紹介いただきました。
当該ページ
AKIBA PC Hotline様にて紹介いただきました。
当該ページ
週刊ASCII様にて紹介いただきました。
当該ページ
ASCII.jp様にて紹介いただきました。
当該ページ

■別途必要なもの
・正常に動作する赤白ファミコン
パッド側の改造の為前期・後期問わず。確認していませんが同形状のツインファミコンでも可能だと思います。
回路的にはNESやAVファミコンでも動作するはずですが対象外とさせていただきます。
・配線材
細い被覆線が必要です。
わたしは秋月のこれを利用しました。
・工具
はんだごて等一般的な電子工作で使用する工具。
はんだごては先の細いものをご用意ください。
特にキットの場合は先が1.0~1.5mm程度の細さが必要です。
はんだは0.3mmのモノが使いやすいと思います。
フラックスとフラックスリムーバーがあると捗ります。
・ルーペ
キットは視力に自信があってもルーペが必要な部品サイズです。

■キットの組み立て(完成品をお求めの場合は飛ばしてください)
・特筆すべき注意点は有りませんが、他の電子工作キット等と同じように極性に注意する程度でしょうか。
今回極性のあるパーツはICx3のみとなっています。
また部品各個が小さいため肉厚のピンセットを使用するなどしてください。
部品を飛ばし辛くなります。
・下記のように配置します。

■パッド基板のパターンカット
完成品の場合はここから始めます。
・下記の場所をパターンカットします。

■配線と組み込み
・下記のように配線します。

・組み込み位置や方向をよく考えて配線してください。
あまり配線が長いとパッド内に収まらない可能性があります。
・最後にフラックスリムーバーで軽く掃除しておくと良いです。
■動作確認
・裏ぶたを閉める前に動作確認しましょう。
ネジが締められないので少しやり辛いですが蓋を閉めてから動作しないとダメージデカいです。
・Aボタンを押しながらSELECTボタンを押すことででAボタンが連射になります。
Bボタンを押しながらSELECTボタンならBボタンが連射になります。
片方を有効にするともう片方は連射オフになってしまうので、A/B両方のボタンを連射にしたい場合は
A/Bボタン同時押しをしながらSELECTボタンを押してください。
解除するにはSELECTを押しながらA or Bボタンを押すことで連射解除となります。

■すべてを押し込み裏ぶたを閉めて完成です。
このあたりの空間が広めです。


配線が噛んでしまわないように注意しながら裏ぶたを閉めて完成です。

※連射速度についての考察
ブログの方に書きましたので改造されたい方はご一読ください。