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販売終了いたしております。
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■SPPCMとは
SPPCMとはSerialPortPCMの略で、SP~シリーズと同様にシリアルポートを使ったハードウェアです。
SCCIもしくは、仕様に従ったアプリケーションを作成することで、PCM再生を行うことが出来ます。
詳細はSPPCM開発者さまのページをご覧下さい。
FM音源 – ようこそpyonpyon.jpへ内SPPCMページ
演奏ソフトやSCCIというドライバも必要ですのでそちらよりダウンロードしておいてください。
ソフトウェアダウンロード
※ハードに関してのお問い合わせは@tomcatzzzまで。
■キットに含まれていない部品
※必須です。
・秋月電子通商 超小型USBシリアル変換モジュール AE-FT234X
通販コード[M-08461]秋葉店 2番棚
・PC接続用マイクロUSBケーブル
ボリュームを付けたい場合は別途用意して下さい。
ALPS RK0971220-F15-C0-A103 10KΩ Aカーブ(秋月通販コード[P-03604]秋葉店 14番棚上段)
・PCからのノイズ対策
100μF程度の電解コンデンサ
■部品表(表示件数によっては次ページもあります。25件表示で全て表示されます)
品名 | パーツ記号 | メーカー | 定数 | 数量 |
---|---|---|---|---|
マイコン | U1 | Microchip | PI32MX(ファーム書き込み済) | 1 |
基板 | DAC実装済 | 1 | ||
積層セラミックコンデンサ | C1/C2/C4/C5/C6/C8 | 0.1μF(104) | 6 | |
積層セラミックコンデンサ | C7 | 10μF(106) | 1 | |
電解コンデンサ | C3/C9 | 100μF 35V | 2 | |
電解コンデンサ | C10 | 10μF 50V | 1 | |
無極性電解コンデンサ | C11/C12(VR使用時はC13/C14) | MUSE ES 1μF 50V | 2 | |
オシレータ | XTAL1 | 12MHz | 1 | |
ICソケット | 8P | 1 | ||
ICソケット | 28P | 1 | ||
抵抗 | R1 | 1KΩ(1/8Wもしくは1/4W) | 1 | |
抵抗 | R4/R5 | 10KΩ(1/4W) VRを付ける場合は取り付けません。 | 2 | |
ステレオジャック | 1 | |||
三端子レギュレータ | JRC | NJU7223F33(3.3V) | 1 | |
LED | Power | 色は選べません | 1 | |
LED用抵抗 | R2 | LEDに応じて必要なら入っています。入っていない場合は必要無いのでジャンパ |
■作り方
電子工作キットの基本的なルール通りです。背の低い部品から取り付けていきましょう。
大雑把には抵抗→USBシリアル→三端子レギュレータ→ICソケット→ステレオジャック→LED→電解コンデンサとなります。
・抵抗の取り付け
以下の場所に抵抗を取り付けます。
ボリュームを付ける場合。
・USBシリアル変換モジュールの取り付け
この様にピンヘッダを刺して、
裏返し、
はんだ付け。
表に戻って、そっと樹脂を抜き取ります。スッと抜けるので決して無理しないように。
ピッタリ張り付いているのを確認してはんだ付け。
裏返して最後にCB0に接続される穴へ半田を流し込みます。強度を上げる為にもしっかり流して下さい。
CB0はプログラマブルな端子でデフォルトは通信開始でHになります。
FTDIのソフトウェアを使えば通信インジケータにもなります(モジュールの取説を読んで下さい。詳細は割愛します)
・LEDの取り付け
足の長い方が下になります。ジャンパをR2側へつけます。
LEDが明るすぎる場合はR2へはジャンパではなく1kΩ程度の抵抗をつけてください(おまけで入っている場合があります)
CB0の信号をLEDで光らせたい場合はR3とPowerの下のCB0へLEDを取り付けます。抵抗値はLEDの特性に合わせて下さい。
・三端子レギュレータの取り付け
ネジ穴に合うように足を曲げて取り付けます。
大電流を流すわけではなく高熱を発するわけではないのでネジ止めする必要はありませんがお好みで。
・積層セラミックコンデンサの取り付け。
合計7つ入っていますが一つだけ恰幅の良いデ×がいますのでそれが10μFです。C7に取り付けます。
その他は写真を参考に。
・ICソケットの取り付け
8ピンICソケットの不要な足を抜きます。(抜き方はこちらの中程を参考に)
28ピンはそのままつけます。ソケットそのものは向きを間違っても問題無いですがかっこ悪いので注意。
・Audioジャックの取り付け
・電解コンデンサの取り付け
極性がありますので注意して下さい。足の長い方がプラスです。
・緑の電解コンデンサの取り付け。
無極性ですが、足の長い方をプラスにしておきましょう。
ボリュームを付ける場合と付けない場合で場所が異なりますので注意。
ボリューム無しの場合。
ボリュームを付ける場合
・ICとオシレータの取り付け
ソケットに刺します。向きに注意。間違えると壊れます。
・完成
※C90-92/C99は通常必要ありません。使い方は追って記載します。
■接続と設定
部品の取り付け方向や取り付け間違いなどが無い事をよく確認してからmicroUSBケーブルでPCへ接続します。
AudioOutからSPFM LightのAUX INやオーディオミキサーなどに接続します。アンプは実装されていませんのでスピーカーに直接繋ぐ事は出来ません。
デバイスマネージャを起動します。
COMポートの番号は環境によって異なります。
ドライバタブのプロバイダー欄がFTDIになっている事を頼りに探してください。
デバイスマネージャのポート(COMとLPT)を開いたまま抜き差しすれば表示が変わりますのでわかると思います。
デバイスマネージャを開き当該COMポートの詳細設定よりBMオプションの待ち時間を1msecに変更します。
この操作はかならず行って下さい。この操作を行わない場合正常に再生出来ません。
■演奏
mmldrvやSPFM Player等SCCI対応ソフトウェアでSPPCMサンプルプログラムなどで音が鳴ることを確認して下さい。
■トラブルシューティング
・ノイズが酷い
PC直結などUSBのVBUS(電源)の品質によりノイズがひどくなる場合があります。
セルフパワーのUSBハブを使うと改善される場合があります。
またC99へ100μF位の電解コンデンサをつけると軽減されるとの報告を貰っています。