KiCad 3Dモデル始めました。

ゲーム関連のブツ作ってると特殊な部品も多いので3Dモデルが無くて折角の3Dビューワが基板見るだけになってしまうので作らなきゃと思って早数ヶ月。
やっと座標系やらサイズの単位やらモデル形式やらを確認する為にも1個作ってみました。
意外と簡単。
メニューのLibraryからダウンロード出来ます。
リクエストフォームも作りました。Libraryからどうぞ。
手順を忘れないようにざっくり書いておきます。

●モデルの作り方(モデリング用の3Dソフトはお好きなモノで)
1)Zアップでモデルを作ります。
  YアップでもXY平面に作れば問題なし。
  原点はフットプリントの原点と同じにします。
2)ミリ単位で作ったら1/2.54にスケーリングします。
3)VRML2.0で書き出します。
 これが結構面倒臭くてVRMLを書き出せないソフトが多いです。(今時VRMLとか…ねぇ…)
  なのでVRMLで書き出せないソフトの場合.obj等で書き出した後Wings 3D等で変換します。
  ちなみにWings 3Dは軽いのは良いのですが使い辛いです。
  ただ出来る事が少なく単純なので3Dソフトに慣れていない人には簡単かもしれないです。
4)KiCad側のフットプリントエディタの3D設定タブで3Dシェイプを追加のボタンを押します。
5)先に作ったVRMLファイル(拡張子wrl)を読み込みます。
6)[Alt]+[3]で読み込めたかどうか確認します。
7)位置がずれてたりサイズが違ったりしたら3D設定タブで調整します。
8)ライブラリに保存して完了
●モデルに関して。
 まだ細かくは調べていないですが、気づいた事など。
・どうやら法線情報を引き継いで居ないらしく全てハードエッジになります。
  法線で小細工しても無駄です。
・テクスチャはKiCadでサポートしていません。
  サポートの予定は無いに等しく、一応開発のタスクリストには入っているようですが、優先度は最低にランクされています。
 文字などを入れたい場合はポリゴンで作成してモデルとして作る必要があります。