買ってみました。
ProjectMのPM-PCIE1T4
こういうキワモノ大好き!
少し前に見つけてはいたのだけど通販サイトで品切れだったので待ってたー。
この手のモノはよほど需要が無いとあっさり無くなったりするからドキドキしてたのだけど、今のところまだ売ってる。
さて開梱
奥に見えるのが付属してきたUSB3.0ケーブル。
こいつの素性を調べていた時にどこかのブログでUSB3.0に変換して戻すのかっていう勘違いしている人が居たので念のため書いておくと、USB3.0のケーブルを全くの別用途として基板間の接続用に使っているだけ。
伝送速度とかシールド対策とか的にいけそうだったから使ってみたらうまくいったし、ユーザーが長さ調整しやすいしこれで良いじゃん?的な流れかと。
- PCI Express x1 Gen.1 全二重5Gbps(今回のこれ)
- USB 3.0規格 最大データ転送速度 5Gbps
増設側に沢山繋いだ時にボトルネックになるのは後述。
繋いでみよー
まずは純正ケーブルで接続
動いた。
次アキバのどっかで買ったきしめん状の2mケーブルでテスト
何事もなく動作。
初期不良チェックを兼ねてなので、今日はこれで終了。
これをつかって何をするのかってぇと
大抵のマザボには結構な数のSATAポートがついているのだけど、ラックマウント型のケースなので沢山HDD詰め込めないのと、内蔵ベイにセットしてしまうと、バラすのが大変で気軽に換装も出来ない。
この構成は随分前から探してて”マルチレーンのeSATA”でとか”SAS”でとかも考えたけど、外部側の「製品」はあっても「パーツ」はなかなか無いんだよね。
SASはそもそも高いし。
- ラックマウントケースに入れたい!
- 前面にスロットインHDDマウンタ並べたい!
- 接続ケーブルは1本。多くても2本で!
- 等々
等々色んな条件で絞ってたら無かったり廃番だったりで、半ば諦めてたんだけども、これで目処が立って嬉しいぜ~
上でも触れたけど速度面の計算をしてみる。
Sirial ATAの最大伝送速度は三種類あって
- SATA1(Serial ATA Revision 1.0) 1.5Gbps ※出たばかりの頃の無印SATAね
- SATA2(Serial ATA Revision 2.0) 3.0Gbps
- SATA3(Serial ATA Revision 3.0) 6.0Gbps
5Gbpsしか帯域無い(実際のデータ帯域はもっと狭い)から古いHDDでも3台がギリ。
SATA2ですら1台分。SATA3なんて1台分にも満たない。
追加するSATA拡張カードは古くて安いので十分。
それでもNASよりは早いぜ!
- HDDマウンタ×設置する数
- SATAカード×設置する数
- ラックマウント用のケース
- 電源。は手持ちが沢山あるのでok
- 手間
むー10GigEのLAN環境+NASRaidを構築する値段とどっちが安くて信頼性高いんだ?w
やっぱりまったくもってこういう使い方はお勧め出来ない。
まぁ悪い事ばかりじゃなくてPCIe1のカードなんて沢山あってExpressCARDの拡張カード買ってくればそれも使えるし!色々選び放題じゃないか!
相性問題?なにそれ?
—-
ちょっと技術的なお話
メインチップはPCIe一つを4つにするハブ的役割のこれ。
PERICOMのPI7C9X20505
データシートから拾ってきた機能の概略図
ついでに色々漁っていたらこんなの見つけた。
本来こうやって延長するのが正攻法なんだろう。
16レーンって書いてあるけどカタログには1チップPCIe3.0 4レーンまでしかないから4つ使えって事かな。
探していないけど業務器だと製品化されてそう。
あった
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オープンプライス(大体50万強w)